"入荷トラブル"の話

こんにちは‪🧡‬‪

本日は、少し驚いた出来事があった業者さんのお話です。

お写真はなんの関係もないピーチ君🍑

まず初めにお伝えしたいのですが、今回のお話は「一部の業者さんとの出来事」であり、すべての業者さんがこのような対応というわけではありません。

いつも丁寧に対応してくださる素晴らしい業者さんも多くいらっしゃいますので、ご安心ください😌

また、今回は少しショックを受けてしまう方もいるかもしれない内容を含みます。

動物の病気や管理体制のお話が苦手な方は、無理のない範囲でお読みいただければと思います🙏

では、早速本題へ。

今回は生体の仕入れの時に起きたトラブルです。

とある業者さんから生体の仕入れをしていたのですが、数回目のお取引きの際に、明らかに皮膚に異常のある生体が届きました。

症状は、皮膚の異様なかさつきと、ずっと体をかき続ける行為でした...。

当店では入荷時に必ず体の状態を細かく確認していますが、このチェックの際に異変に気づきました。

その内容を業者さんへお伝えし、同様の症状が見られる個体が他にもいなかったか確認したところ、

「似た個体はいたが、病院を受診した結果、特に問題はなかった。返品の場合はキャンセル料金が発生する」

との回答でした。

なお、この時点ですでに生体代金は前払いしており、返品には高額なキャンセル料が必要との説明を受けました。

あまりにも体をかき続けていたため心配になり、念のため動物病院を受診することにしました。

到着が夕方だったため当日の受診はできず、翌朝一番で動物病院を受診したところ、ダニが発見されました。

当店で完治まで管理を行うと、他の個体へダニが移ってしまう可能性があるため、診察内容・獣医師の見解・実際に生体から確認されたダニの写真を添えて、業者さんへ状況を丁寧に説明しました。

しかし、その後の相手方の言い分には、正直なところ驚かされました。

入荷から24時間も経たないうちに動物病院を受診していたにもかかわらず、

「当店で罹患したという証明はあるのか」

との確認を受けたためです。

この点について獣医師へ改めて確認したところ、

「ダニが付着し、卵が孵化して目に見える状態になるまでには数週間を要する。

1～2匹であれば別だが、全身にダニが見られ、強い痒みが出ている状態というのは、

一定期間すでに寄生していたと考えられる」

との見解でした。

この内容をそのまま業者さんへお伝えし、結果として生体は業者さんのもとへ戻ることとなりました。

その後、県外の方から「当店が生体を不正に販売している」という告発があったとのことで、愛護管理センターから電話での聞き取り調査がありました。

しかし、管理方法・入荷・発送のいずれにも不正は一切なく、調査は問題なく終了しています。

確認の過程で、告発内容の多くが「今回の業者さんから仕入れた生体」に関するものであったことから、当店への嫌がらせの一環として愛護管理センターへ連絡が入った可能性が高いことが分かりました。

数年前の出来事ではありますが、現在はその業者さんの管理体制が改善されていることを願っています。

次回のブログでは、もっと明るく楽しいお話をします。

それではまた👋